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長門有希ちゃんの憂鬱に俺の嫁を求めるのは間違っているだろうか

記事題のままである。
あのアニメに、俺の約10年連れ添った嫁さんである長門有希を求めるのは間違っているのか、と問いたいのだ。(ちなみに、記事題のパロディ元である、ダンジョンに~の方はキャラが可愛かった。すんげぇおっぱい)


そして、答えを求め、早速一話を見た。
いいアニメであった。
ただ、長門有希と長門有希ちゃんは別の生命体ということがわかってしまった。
あれは俺の長門じゃない。
近年よく見かける萌えキャラである。
視聴者の、あるいはプレイヤーの、といってもいいかもしれない。
近年肥えに肥えたそういった消費者たちの舌。
その好みを的確につくキャラクター。それが有希ちゃん。
萌えレベルは高い。
だけど、違う。
俺の、求めた、長門とは、違うのだ。
萌え萌えである。たしかに、萌え萌えなんだけども。
俺が好きな長門は、知らぬ知らぬのうちに人を依存させるような頼れる存在で、なのにどこか危なげで儚くて、他人のために自分を知らず知らずのうちに押し殺して鳴きそうな顔をしている――
そんな愛すべき長門有希に会えないと思うと、なにかこう、くるものがある。谷川仕事しろ。


ただ、有希ちゃんは有希ちゃんで超かわいい。
おかげで、あのアニメを肯定も否定もできない中途半端な立ち位置に収まってしまって。


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