忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【血界戦線】トータスナイトの歩み

奪われないまま、失った少年がいた。
始まった後悔と懺悔の日々。
少年は有象無象の中、元からちっぽけな自分の身体を更に小さく丸め、立ち止まりそうになりながらも、目に映った微かな光を頼りにフラフラと足を進めた。
光の名は希望。
深い闇の底、そこから少年を救い上げたのは確かな希望の力。
かつて、深い闇の底に絶望していた少年がいた。
そして、今。
少年は希望を高らかに。
まず手始めに、世界を救う――――
///
血界戦線のアニメ最終話が放映されました。
原作マンガとは全く別の展開と結末。
そこに違和感や、更には嫌気がさすような人もいただろうが。
いつまでも叫んでやろう。
僕は、このアニメ版のオリジナルストーリーが大好きだ。
まぁ、色々と言いたいことはあるけれど。
取り敢えず。綺麗に終わってよかった、と。
マンガとアニメは別物だ。
表現する媒体が違うのだから、当然演出の方法も変わる。そこにストーリーまで変えていいのか、なんて意見もあるかもしれないし、普段なら僕もそこには反対派の民族であるから、理屈も分かる。
しかし、この血界戦線のアニメに関してはこれでよかったのだ、と言えるし、言いたい。
このアニメ版に対する僕の結論は、あり、である。
アニメ版のオリジナルは、原作マンガがあるからこそ映え、そして、このアニメがあるからこそ、原作の方も更に高みに行けるのだ、と僕はそう思っている。
アニメの最終話と、マンガの最終話。
話の内容は違えど、訴えかけていることは同じである。
吐き気がするほど、強烈な希望の叫び。
人を奮い立たせて、前へと進ませる、力強く熱いエネルギー。
それをもって、アニメ版はマンガとは違った切り口から、物語の結末を演出して、一つの終わりを迎えた。
終わりに向かう中、僕は、アニメ版のレオが、マンガの中のレオを奮い立たせ、マンガの中のレオが、それに応えているような、そんな感じがした。
前へ進め。
すぐには辿り着かぬとも、そこに光がある限り。
言いたいことがうまくまとめられなかったが、つまりはそう言う事。
どんと、強く背中を押してもらえる、そんなアニメの最終話。
出来れば、延期なく見れたらよかったかなぁ、と。そこだけがマイナスかもしれない。

拍手[0回]

PR